
令和7年9月2日(火)埼玉会館
講師:齋藤 慈子 氏(上智大学 総合人間科学部 心理学科准教授)
昨年度よりコンタクトを取り講演依頼をお願いしていた齋藤慈子先生のお話をようやく聞くことができました。この日はあいにくキャリアアップ研修などが重なり参加者は50名程でしたが子育てや保育の話以前の「進化」についての詳細な話から始まりました。
後半の講義のヒトが育つ環境の特徴としてお話をして頂いた中で、改めてヒトの進化と共に子どもの成長には社会の力が必要であり、その大切な時期を預かり親の子育てに関わる保育所並びに保育士の役割の重要性を知ることができた内容となりました。

令和7年8月22日(金)大宮 ソニックシティ
講師:柳 修二 氏(株式会社 福祉総研 取締役)
5月にも行った処遇改善加算の研修会、総会でお話いただいた今後の保育運営の復習も踏まえ、今後処遇改善加算を進めるための準備すべき計画の内容と、処遇改善加算に関しての計算方法などに関して、今回も柳修二氏に変更点の解読、解説と実務の手引きをご教授いただきました。90名程のご参加の皆様には今回もとても解りやすかったと大変好評でした。

8月7日に埼玉県福祉部こども支援課の山崎課長へ『令和8年度 保育関係予算要望書』の提出をしました。提出とともに、こども支援課の課長・副課長と当連盟の役員・予対部員7名で要望内容について詳細の訴えや意見交換をしてきました。
同日、県への提出の後には、各会派の県議団にも同要望書について陳情訪問をしてきました。不在の議員には、秘書対応いただき、簡略説明で要望書提出となりました。自民党 中屋敷慎一 議員(秘書)、無所属県民の会 井上航議員・岡本ゆり子議員・松坂喜浩議員、共産党 伊藤はつみ議員・城下のり子議員の3会派、5名の県会議員には対談にて、要望事項の説明、主には新たな課題として一歳児の加算要件について、子どもの処遇の低下につながる問題であることや現状の課題を伝えてきました。

埼玉会館にて若手保育士の研修会を行いました。園名などは公開せず、前半は、当連盟担当役員より保育士さん同士の交流も含め、体を動かしながらゲームや少人数で輪になりディスカッションを楽しく行いました。
後半は、当連盟担当役員より新任の保育士の心得など丁寧に話して頂きました。参加者が今抱えている悩みなどの相談コーナーもあり有意義な時間でした。感想もたくさん書いて頂き、笑顔で会場を後にする保育士さんに私たちもうれしく思いました。

全私立保連の予算対策会議が衆議院会館にて開催され、全国の予算対策担当者、全私保連役員、来賓を迎え行われました。
全私保連予算対策部長より令和8年度要望書(国への)の最重要事項の説明がなされ、要望書は無事承認されました。
その後、国政に声を届けるため、各県の国会議員への陳情活動が行われました。